誰かに何かを説明するときに気を付けておきたいこと

よく自分は何も知らないんだ,と思うことがある.この間も友だちとしゃべっていてそう思った.

だけれども,よく考えてみれば,人々の時間は同一に流れているから,おそらく僕もなにかその人の知らないことを知っているはずなのだ.

だから,もし相手が何も知らないように見えたとしても,あるいは自分が何も知らないように思ったとしても,それはたぶん,何かがおかしい.

それぞれの人は,どこかの分野ではなんらかのエキスパートなのだ.

もし誰か年上が,何も知らないように見えたなら,それはまず誤解である.ということは気を付けておきたいことだろう.おそらくその人は,なにか別のところ,何かよくわからないなにか,あるいは社会的に価値がないと思われている何かに,時間を使っているのだろう.あるいは,同じことを何度もしているかもしれない.たとえば···テトリスとか.だとしたら,テトリス対決では負けてしまうだろう.

そういうわけで,例えば1年とか3年とか5年とかの年の差を,侮ってはいけないということになる.

でも,例えば年上はそれを鼻にかけていいというわけでもない.なぜなら今,話している年下は,ある分野においては自分よりももっといろいろ知っているかもしれないのだ.別の領域に,とても時間をかけているかもしれないのだ.もしかしたら,ぷよぷよではとても強いかもしれないのだ.あるいはユーチューバーの名前を50人ぐらいすらすらと挙げられるかもしれないのだ.

ぼーっとしている人にしてもしかり.僕を含めて,ぼーっとしている人は,何かを知っているはずなのだ.時間とのトレードオフで,何かを得ているはずなのだ.

人は表面しか見えないから,ありとあらゆることを想定しておくのはいいことだろう.誰かに何かを説明するときには,その背景にある見えない,しかし膨大な情報の量について,考えを巡らせてもいいだろう.

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