日本における歩行者非優先の原因は「車は急に止まれない」である

ルーマニアにいって驚いたことのとても長いリストの中に,「車が信号なしの横断歩道で止まってくれる」というものがある.もちろん例外もないわけではないが,体感的に8割の車は止まってくれる.日本人としては驚きだ.通常,車に乗っている人は,信号なしの横断歩道で渡ろうとする人のために停車することはまずない.

つい最近の朝日新聞に,その状況を揶揄するようなコラムが掲載されていた.いわく,日本で車が止まらないのは,お上意識があるからだ.停車はそもそも道路交通法違反である.海外の人にいわせれば,そのルールはきちんと説明しておいた方がいい.それにしても恥ずかしいことだ,等々.

本当にそうだろうか.むしろ,日本では道路交通に対する意識がめちゃくちゃ高いからなんじゃないか,と考えるに至る.まさに「車は急には止まれない」のあのフレーズが原因なのではないか,と.

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