AutoHotkey入門 学習シリーズ (2) 語の意味をすぐに調べられるようにする

AutoHotkey入門 学習シリーズ (2) 語の意味をすぐに調べられるようにする

※AutoHotkeyがなんなのかさっぱりわからない人は,AutoHotkey入門 学習シリーズ (0)から順に読まれることをお勧めします.

復習とキーコンビネーション

さて,前回,Escキーを使ったボスキーを作成したが,もちろんできることはそれだけではない.次に,例えばPDF上や,Web上で選択した文字列を,すぐにGoogleで調べられるようにするスクリプト(命令書)を作ろう.

思い出そう,基本的な形は次のようなものであった.上から一つずつ実行されるわけだ.

Esc::    ;このキーを押すとはじめよ
command,  ;この動作を行え (WinMinimizeAll, Send, Sleep など)
command,  ;次にこの動作を行え
command,  ;次にこの動作を行え
return   ;動作を終えよ

さて,すでにEscキーを使ったものがあるから,もうEscキーを使うことはできない.そこで,いくつかのキーの組み合わせ(Key Combination)を使う必要がある.

例えば,Ctrl+Cはコピーだ,ということを知っているだろう.あるいは,Ctrl+Vは貼り付けだし,Ctrl+Zは動作を戻す,である.これは,OSや,ソフトによって割り当てられている.(ソフトによっては変更できる場合もある.ググればすぐにわかる.)

ただし,使われていないコンビネーションもある.今日は,Ctrl+Shift+Cを使おう.

今日のCan-do

1.Escキー以外のキーコンビネーションを設定することができる.


Ctrl + Shift + Cをつかって探すスクリプト

今日想定しているのは次のようなものだ.

わたしは毎日,ネットで英語を読みますが,時折意味が分からない言葉が出てきます.
いちいち辞書で調べるのは大変なので,何か方法があればいいですが···

もちろん,Google Chromeにはこれを解決してくれる優秀な拡張機能もあるから,それを使うのもいい.じゃあ,さようなら!

というわけにはいかない.あくまで例なのだ.

さて,早速だが,またデスクトップにある(もし動かしていなければ),スクリプトファイルで,Edit Scriptを選ぼう.次に,このようにコピペ/入力しよう.

;Google Search
^+c::
 clipboard =
 Send, ^c
 Clipwait
 Run, http://www.google.com/search?q=%clipboard% 意味
Return

もうそろそろ,大体想像がつくのかもしれない.

;Google Search   ;コメント.
^+c::        ;Cntl+Shit+C
 clipboard =    ;クリップボード(コピーしたものの保管所)を空にする
 Send, ^c      ;コピーする
 Clipwait      ;コピーされるのを待つ
 Run, http://www.google.com/search?q=%clipboard% 意味  ;GoogleのURLに,%コピーされたもの%を組み込んだものと,【意味】という言葉をサーチさせる
Return        ;終わり

さて,Runは便利だということがわかる.URLも走らせることができるのだ.

今度は,これをまた,Ctrl + Sで保存して,F5で走らせよう.(そういえば,上の虫マークの横の[▶]からでもできるのを伝え忘れていた.) そして,例えば下の

contemplate

をマウスでドラッグして,左手で,Ctrl + Shift + Cをおそう.検索されていれば成功だ.


装飾キーのシンボル

さて,CntlとShiftが,変な記号に置き換わっているのに気づいただろうか.

;Symbols for Function keys 
/*
Shift -> +
Ctrl -> ^
Alt -> !
Win -> #
Altではなく,{!} として認識させる → ×Hello, World! / 〇Hello, World{!}
!ではなく,{Alt}として認識させる → ×Alt / 〇{Alt}

JIS配列特有のキー 手元キー めっちゃべんり!
無変換 -> {vk1Dsc07B}
変換 -> {vk1Csc079}
かなkey -> {vkF2sc070}
AppsKey -> メニューみたいなマーク書いてあるやつ
*/

良ければこれをそのままコピペして,スクリプトに貼り付けておくといいかもしれない.このように装飾キーや一部のキーとの組み合わせは,このように別の記号を使うことを覚えておこう.

では,練習.


練習

Ctrl + Shift +Kを使って,Kotobankからキーワードが探されるようなスクリプトを作ろう.うえを改造してもいい.出来たら,実際にF5から起動して使ってみよう.出来ても,できなくてもあんまり気にせず,下と答え合わせをしよう.

;Google Search
^+k::
 clipboard =
 Send, ^c
 Clipwait
 Run, https://dic.yahoo.co.jp/search/?p=%clipboard%
Return

···いつの間にYahoo!と技術提携始めたんだろう···

他にも,とにかくURLのある辞書であればなんでもできる.ミリアムウェブスターも,Ciniiも,Weblioも,Twitterもなんでもできる.

ただし,キーコンビネーションがかぶらないようにだけ気を付けよう.

さて次回は,Youtubeからいつもの音楽を流すキー,を作ろう.

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