子どもにGPSトラッカーをつけるべきか

シーサラー(2012)によると,意見が対立しているように見えたとき,真実は中間にある,らしい.

このYoutubeビデオの中で,Linusさん(※1)は,こどもにGPSトラッカーをつけるかどうか,ということについて,混乱している,とビデオの最後に述べている.コメント欄では,議論が盛んにされている.意見を見ると,嘘か真か,いろいろなことが書かれている.子供のプライバシーの侵害だとか,もちろん必要だとか,携帯を持たせればいいとか,そういったことを述べている.親が干渉しすぎると子どもがスポイルされるという人もいる(確かにそうだ).

しかし,子育てについて言わせてもらうのであれば,一番いいのは「ちょっと後ろから見守る」というものだ.例えば僕が初めてお遣いに行って,ねぎと間違えてにらを買って帰ったとき,母は団地の4階のベランダから道路を渡れるかどうか,ずっと見ていたそうだ.例えばこういう感じ,ちょっと後ろから見守る.

GPSでも,それができないわけではない.例えば,常につけているのではなくて,友だちの家に行くときに持たせる,のはどうだろう.あるいは,ゲーム機を持っていくなら,トラッカーも一緒に持っていきなさいよ,という具合に.または,自転車の鍵にくっつけてもいいだろう.ちょうど,常に持たせる,もたせない,の中間になるように.

そして,親は,それをあまりしょっちゅう見ない方がいい.今日はどうだった?という質問をしてあげる機会が減るだろうから.本当に緊急の時にだけ見ればいい.常に見る,常に見ない,の中間であるように.

もちろん変な人が世の中には一定数いて,子どもは日々,連れ去られる.ロシアでは20秒に1人の子どもが誘拐されているというし.子どもは怖いのはわかる.でも,結局,子どもは他者なのだ.そして,人間なのだ.もしその言い方に不満があるなら,自分に置き換えて考えてみるのが一番いい.誰かが自分の位置を常に知っていたら,いやじゃないですか,と.そう考えれば,常に携帯させておく,常に監視しておく,ということの,子供にとっての不条理さがわかるだろう.お母さん,お父さん,うざい,ってなわけであります.

もし,一歩下がって後ろから見守る覚悟,あるいは自信がないなら,子どもなんて作ってはいけないのだ.僕?そんな覚悟,あるわけないじゃないか.絶対にあちこち気にしてしまう.この世は変態ばかりだ.心配性すぎて,親には向いていない.

※1 ちなみに,Linusさん率いるLMGは,僕のお気にいりの(そしてほぼ唯一見る)Youtubeチャンネルである.彼は僕より一つだけ年上で,すでに会社を立ち上げて,Youtubeでスポンサーなどを募って部下も何人もいる.まったくすごい人が世の中にはいるものです.3児の父でもあります.

 

 

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