掃除していると出てくる実にいろいろなもの

最近,部屋のリフォームをした.リフォーム,というと大掛かりだが,壁を塗っただけのことである.この話はいろんなところでしているので,みなさんもう飽き飽きでしょうね.でも今回は,それにともなってやった,大掛かりな「掃除」の話.

掃除にもいろいろあると思うのですが,今回はCleaningの方ではなく,Organizingの話.整理整頓,である.

私の実家の部屋には大きな押し入れがあって,僕の性格上,様々なものが溜め込まれている.部屋自体にも,いつから使っているかわからないようないろいろな家具があって,部屋を小さくしていた.そして,実家に帰るもう半年ぐらい前から,その部屋をなんとかしたいという気持ちがふつふつと湧き起こっていて,ノートを開いては計画を書いたりしていた.

僕が海外に住んでから,日本ではミニマリストがブームになった.物を持たない生活について,僕は僕なりの意見を持っているが,その意見は結構ミニマリスト的なものである.正確には,海外での借りぐらしを経験して,自らとの向き合いの中で,昔の考え方が変わっていった,と言う方がいいだろう.

ということで,僕は早速,押し入れからいろんなものを引きずり出してみた.さて,どんなものがあるか.きっと皆さんも身に覚えがあるかもしれない.例えばこんなものだ.

1.誰かから貰ったモノ

よくある.特に,旅行からのお土産,みたいなものが多い.置物やキーホルダーのたぐいである.残念ながら,誰からもらったかわからないようなもの,自らの趣味似合わないもの,掃除が面倒くさそうなものは,すべて処分した.

2.いつか使うかもしれないもの.何かに使えるかもしれないモノ

よくある.例えば,昔の言語学習の教材(ビルマ語)とか,講義のプリントなど.すべて処分した.これは段ボール箱10箱ぐらいになっていた.驚くことに,ほとんどを忘れているからたちが悪い.あるいは,どこかのパーツやら,金属片やら,ネジやらスクリューやら.すぐに使えそうな小さいものは除いて,すべて処分した.

3.思い出深いモノ

よくある.初めて海外に行ったときの航空券!小さいときに,両親と行った動物園のステッカー!2000年1月1日の電車を乗車したときの切符!自ら撮った写真を集めたアルバム!色紙!寄せ書き!そのような細々したもの.あることも忘れていた,過去の記憶.捨てられない.だけれども,本当に小さいものだけを残して,処分した!

結局,これらを捨てると,整理整頓なんて必要なくなる.僕は今,自らが使うものしか持っていない.だから,適当に置いていても,モノの選択が洗練され,自らのお気に入りのもので囲まれていれば,必然と整頓されているようにみえるのだ.思い出もなにもかも,すべて捨て去って,身軽になった.過去に引きずられることももうない.僕は自由なんだ!という気持ちになる.

少し寂しさがあるか?Yes, of course.だから,「色紙を捨ててひどいやつだ」という指摘は単に誤りだ.僕だって捨てなくて済むならそうするだろう.でも,スペースは限られているのだ.それに,「そういえば,ああいう名前の先輩が中学校にいたなぁ,あ,でも名前わからないなぁ」となっても,もう一生わからないだろう.人とのつながりも,燃えるゴミになっている.それでも,僕は過去のために生きているのではないのだし,遅かれ早かれ死んで跡形もなくなるのだから,ちょっとぐらい世の中に起こった事象が誰にも記憶されていなくても,いいんじゃないかなとは思うからだ.基本的に後ろ向きな僕には,これぐらい極端じゃないと,前に進めないような気もしている.

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