スピーチに対する態度への所感

スピーチ原稿には,「完成する」ということは存在しない.スピーチ直前/提出まで原稿を練り続けること,その態度が必要だ.

仕事柄,スピーチについて指導することが多い.僕自身,外国語のスピーチコンテストへの参加経験は一度しかないし(しかも内部の小さなものだったから),大して上手でもないのだけれど,でもまあ一つだけ傾向として言えることがある.それは,「急いで原稿をFixしようとする人は伸びない」ということだ.

急いでFixする人には,二つの傾向がある。それは,

1.批判され慣れていない (自分が常に正しいし,自分の言いたいことが伝わっていると思いこんでいる)

2.スピーチを自分のために行っている(スピーチは自分のために行うものではない,聞き手のために行うものだ)

どちらの場合も,基本的に[より良くしよう]という態度に欠けるものだから,こちらのアドバイスは聞いてもらえないし,それによって,練習の精度も,スピーチの粒度も,落ちる.したがって,順位も下がるわけである.

精神論かよ,といわれそうだが,結局,スピーチをよくできるのは,動機と考え抜く力,強いては,[そのことにかけた時間]である.自分の経験のため,自分の言っていることは常に正論,という感じでは,そりゃそんな分け入るスキのないお話,誰も聞きたくないよってことです.

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