コンスタンツァ訪問(3):街の様子

 

「あなた,ヴァーラ(Vară:夏)に来たら良かったのにねぇ.」

とコンスタンツァにいるときによく言われた.でもそうかな?僕は冬のコンスタンツァも好きである.

だから,愛するべきコンスタンツァの街について書くべきだと思う.

コンスタンツァ生まれコンスタンツァ育ちのM先生の説明によると,ここは昔,様々なお金持ちが住んでいたという.これはルーマニア国内で,コンスタンツァが大きな町としては唯一(だと思うけど),海に接しているからだと思う.

社会主義時代が到来した時,社会主義的な人々はその社会主義的な思想でもってして,お金持ちを追い出してしまった.そんなわけで,綺麗な建物には誰も住まなくなって(だってそれっていかにも非社会主義的ですものね?),老朽化してくる.それで,うらぶれた廃虚的な建築群が出来上がるわけだ.

ということで,廃虚萌えにはたまらない街です.社会主義的な遺跡みたいになっているところです.どうですか.そろそろ行きたくなってきましたか?

残念.汚職していたドラッグ・アディクト(だったと思うが)の市長が逮捕された後で,そこかしこで工事が行われていて,観光地としてうまくやっていく雰囲気が出来上がっていたから,もしかしたらもう廃虚は見られないかもしれませんよ?二回目に行ったときは,結構きれいになっていましたから.行くなら今のうちかもしれません.

僕はわりとあの町が好きです.もう少し言えば,故郷の大阪より3倍ぐらい好きです.「冬は緑もないしねぇ」と町の人はいうけれど,まぁちょっとゆっくりしようか,散歩をしようか,というには,やはり海のある町の方がいい.冬だと,観光客も少ないし(これはありがたい),「せっかく海に来たんだから泳がないと」というような強迫観念もない.冬休みなんだから,ゆっくりさせてくれよぉ,ってわけである.

今思い出しても,良いところだったなぁと思う.M先生の生徒のIさんは,「こんな街から一刻も早く出ていきたい」とか言ってたけど.まぁ,それは人好き好きってわけだ.たぶんIさんも,もう少ししたら町の良さがわかるんじゃないかな(あるいはやっぱり生まれ育ったら嫌いになるのかしら).

滞在中いろいろな人にお世話になった.M先生,そのお母さま,Iさん,Iさんのお父さん,いろいろな人に甘えてしまったなぁ.どうもありがとうございました.

帰りも電車で帰ったが,そのへんの記憶は曖昧だし,その時の日記にもほとんど何も書いていない.そういえばアウトレットですごく安く(たぶん本物だと思うけど)ゴアテックスのジャケットを買えたので,その辺はおすすめしておきます.旅行先の一つにいかがだろうか.

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